■どろんこももんちゃん
とよたかずひこ:作・絵
発行日:2009年3月
ページ数:24ページ
出版社:童心社
ももんちゃんは雨あがりにお友だちと一緒に泥遊び。
みんなで「どろんこ こねこね」と車をつくって海へ行きます。
そのあとはひとりずつ送りとどけておうちへ帰ります。
■うそみーるめがね
いわむらかずお:文・絵
発行日:1972年
ページ数:32ページ
出版社:復刊ドットコム
さとちゃんは地下の町でめがね屋さんをしているねこのごーぐると出逢います。
ごーぐるのお店のめがねはかけると不思議な景色が見えるものばかり。
さとちゃんが作っためがねも同時にかけると、なんと嘘が見えるようになります。
悪いきつねの詐欺商売を見破ってしまい追われるさとちゃんの目の前は
真っ暗になりますが…無事に現実の世界へ戻ってきて探しに来たお父さんと
一緒に帰るのでした。
鉛筆画のモノクロ+場面のテーマカラーという構成で世界観が表現されており、
想像力が育まれます。
文字が小さく文章やや多めなので小学生向きかな。
■キリンさん
まど・みちお:詩 南塚直子:絵
発行日:1998年11月
ページ数:27ページ
出版社:小峰書店
まど・みちおさんの動物をテーマにした詩にあわせて、
南塚直子さんの銅版画が美しい絵本。
載っている詩は以下の通り。
リズムが良く口にすると楽しいので、親子で一緒に読めますね。
すでにメロディがついているものもありますが、
我が家は勝手に即興でメロディをつけたりしています。
1.なみと かいがら
2.さかな
3.コオロギ
4.チョウチョウ
5.てんとうむし
6.うさぎ
7.くまさん
8.キリンさん
9.ぞうさん(みなさんがよく知っているあの「ぞうさん」です)
10.ひよこが うまれた
11.クジャク
12.あそびましょ
13.はるの さんぽ
■くじらさんのーたーめならえんやこーら
内田鱗太郎:作 山村浩二:絵
発行日:2015年10月
ページ数:24ページ
出版社:鈴木出版
氷山の上にはたくさんのペンギンやアザラシ、そして大きなクジラ。
「くじらさんのーたーめならえんやこーら」
と動物たちが飛び込む度に氷山がもりもりと浮き上がり、
最後はクジラに飛び込みをさせてあげるという面白優しいラスト。
海の中でもタコさんがえんやこらしていたんですよ。
①知識
概念理解、公式や解法、なぜその方法で解けるのか
②処理力
早く正確な計算、数値感覚、見通しをもって工夫する
③思考力
問題状況の整理、解決可能な状況への置き換え、作業を通じて構造をつかむ
・・・学校によって比重は異なる
〇中堅校
問題自体はそれほど変わっていない
塾カリキュラムが進化した結果、テキスト内容をきちんと理解できていれば対応可能
〇上位校
高度な知識、発想を必要とする問題が少ない→易しくなった?
その場での状況分析が強く求められる→難しく感じやすい
親は子どもと一緒に悩んで、考える姿を見せる。
塾のテストは①と②が試される問題が中心なので、テキストのやり込みで高得点が取れる。後半の分からない問題を捨ててもある程度の点数になる。
入試問題では、学校毎に①②③のバランスが違う。上位校になるほど初見対応力が試される。
塾も学校もそれぞれ合理性に基づいてテストを作成している。塾に合わせすぎないことが大切。
×何度も繰り返しやり込み覚えるだけ
〇きちんと理解した上での適度な反復、忘れかけたところから復元
×塾で解き方を教わってくるだけ
〇初見できちんと読み、じっくり考える時間もとる
×テストで簡単な問題を確実に取るだけ
〇少しでも後半の問題に挑戦する、時間があれば解けたのかの振り返り
入試問題への対応力=普段からの学習法