算数において求められる力
①知識
概念理解、公式や解法、なぜその方法で解けるのか
②処理力
早く正確な計算、数値感覚、見通しをもって工夫する
③思考力
問題状況の整理、解決可能な状況への置き換え、作業を通じて構造をつかむ
・・・学校によって比重は異なる
全体傾向
〇中堅校
問題自体はそれほど変わっていない
塾カリキュラムが進化した結果、テキスト内容をきちんと理解できていれば対応可能
〇上位校
高度な知識、発想を必要とする問題が少ない→易しくなった?
その場での状況分析が強く求められる→難しく感じやすい
親は子どもと一緒に悩んで、考える姿を見せる。
塾のテストは①と②が試される問題が中心なので、テキストのやり込みで高得点が取れる。後半の分からない問題を捨ててもある程度の点数になる。
入試問題では、学校毎に①②③のバランスが違う。上位校になるほど初見対応力が試される。
塾も学校もそれぞれ合理性に基づいてテストを作成している。塾に合わせすぎないことが大切。
×何度も繰り返しやり込み覚えるだけ
〇きちんと理解した上での適度な反復、忘れかけたところから復元
×塾で解き方を教わってくるだけ
〇初見できちんと読み、じっくり考える時間もとる
×テストで簡単な問題を確実に取るだけ
〇少しでも後半の問題に挑戦する、時間があれば解けたのかの振り返り
入試問題への対応力=普段からの学習法