そもそも「自走できる子」とは?
.
自走できる子はこうやって育てる!実際にあった成功事例
勉強好きの子に!親がやるべきこと&やってはいけないこと
入塾準備 ぶっちゃけ 行っていい塾、行ってはいけない塾
家庭教師は見た できる子の家のリビング、本棚
自走とは・・・
・自走は放任ではない。手をかけてうまくいかなかったときには放任するのではなく寄り添い方を変えるべき。
・アンバランスな小学生に全てを求めない。PDCAを回せる子などいない。
・自走への取り組みが成功したか結果が分かるのは高校生になってから。
・「勉強楽しいなと思える」「これをやった方が良いなと気づける」のが小学生の自走。
・4年生からこの自走を徐々に始められるように、整えるべき親子関係、学習環境がある。
・最大のポイントは「子どもの努力に親が気付いてあげること」
・試行錯誤している子に向かって「そんなのできて当たり前」「そんなだから失敗する」と言わない。それは自走を妨げる。
・子どもはもともと自走するベクトルを持っている生き物。それを妨げるのは環境。努力している姿を見つけてひとつずつほめ続けてあげる。
・「勉強は大変で嫌なもの」になったらだめ。そのつもりがなくてもそう伝わらないように気を付ける。
実際にあった成功例
・子どもに自己裁量権があるように演出する。失敗しても良い。時間を上手に使う努力が見えたらほめる。
・これはした方が良いという客観的視点も自由裁量権の中で身につける。
・親がぶれない。自分は自分、子どもは子どもの関係を保つ。子どもに対して理由のない信頼感を持つ。溺愛する。うちの子だから大丈夫!と思う。
・親が、自分がどんな子どもだったかよく思い出している。
・目の前のことに一喜一憂しない。幼児期は親も子も一喜一憂しない練習をしている。
・工夫の方法が間違っていても、工夫しようとしたことをほめる。
・テストで悪い点数を取った時に、伸びしろがたくさんあると思えるかどうか。
・子どもができない、機会を探したり詳しい人を見つけたりすることを親がやる。
・親が答えてあげられないことに答えてくれる恩師探しをしてあげる。
親がやるべきこととは?
・全科目を好きな子どもはなかなかいない。
・「あなたは〇〇が苦手だから…」は子どもが信じ込んでしまうので禁句。
・子どもは自己イメージを変えてあげるとできるようになる。
・「あなたは、本来やればできるはずなのにどうしたの」「努力できるのにもったいないよ」と言ってあげる。(できなかったことをできると言うわけではない)
・受験本番直前に「今みたいな勉強をしていると合格できないよ」と言わないように。
行っていい塾、行ってはいけない塾
・塾は行った方が良い。4大塾で一番近い教室にまず行ってみる。
・全てが良い塾はない。全てがダメな塾もない。子どもにあっているかどうか。
・単科塾は注意。効果は20%程度では。ついていけない、変な癖をつけることが多い。
・単科塾をプラスで考えるならば偏差値65を超えているかがひとつの指標。
・低学年時の先取り学習は良いことがない。発達段階に相応なことを与える。
・過度な背伸びは中身が空っぽな学習となってしまう。間違った工夫をしてしまう。
・低学年で先取りしても、将来「あれが良かった」とはならず、逆効果になることも多い。先取りの目処は半年先。
・入塾テスト時に、3年生の漢字の書き、4年生の読みができると有利。語彙は大切。
・普段から大人の言葉で話しかけてあげる。問題文書を読ませて要約を喋らせる。
・サザエさん要約法など。何が面白かったかなど聞いて内容を思い起こさせる。
・変な日本語でも注意せず内容を聞いてあげる。たくさん喋らせる。
・どんなに忙しくても一日30分子どもの話を聞いてあげる。勉強させるのではない。
・復習は「今日どんなことを教わったの?」と言って話させる。やるべきはドリルではない。寝る前に話して一日を整理するのが大事。復習はその日のうちに。
できる子の家
・片付いていない。子どもには断捨離に向いていない。無駄なものを大切にする時期。
・大人の価値観で整理整頓しない。
・片付けようとしても散らかってしまうのが好奇心のある子の家。
・両親が本を読んでいる姿を子どもに見せているか。リビングの本棚には大人の読んでいる本も並べておく。憧れを抱かせる。
子どもの学習に親が積極的に関われるのは6歳から12歳まで。最中は長く感じるけれども終わってみれば案外短い。中学生になった時に後悔を残さないように。
中学受験で手に入るものは日々の学習習慣。中学入学以降も続けられるように。