中学受験オンラインセミナー受講メモ

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佐藤亮子スペシャル講演会メモ

夏休みを過ごすための3つのマネージメント
・塾のマネージメント
・学校のマネージメント
・家庭でのマネージメント

塾も楽しい、学校も楽しい、家も楽しい、となるように。

 

塾のマネージメント

最大の目標は点数を取ること

得意なことはより得意に。苦手なことはちょっと苦手に。

実力が固まっていないので

得意なことでもやらないとできなくなってしまう。

総合点でバランスを考える。一科目に固執しない。

 

遅刻しないように出席

 遅刻する子は家の中が遅刻の雰囲気になっている。

 20分前には塾に到着できるように。

 何事も用心に用心を重ねて。想像力を働かせて。

 遅刻=事前準備不足。

 遅刻をするようだと、テストでも準備不足でバタバタしてしまう。

 テストは「明日テスト!早く受けに行きたい!」

 という気持ちにさせるのがコツ。

 そのためには事前準備が大切。一事が万事!

 

ノート(板書)をとる

 低学年から少ない板書をちゃんととるようにする。

 上級生になったら授業の板書を見ながら復習するようになる。

 考えの手助けになるノートを。

 帰ってきたらノートを見てあげる。字が汚いかはどうでもいい。

 こんなことやったのねーと言うだけでよい。見ないと書かなくなる。

 先生の板書と同じスピードでノートが取れるように練習をする。

 見ながら手を動かす練習。書きながら考える練習。

 

宿題をすませる

 とにかく与えられた宿題だけをやる。先はやらなくて良い。とにかく死守。やる。

 10問やるべきところを一度8問で許してしまうと、次は7問でいいか…となる。

 とにかく10問やる。

 →いつするのか?

 スケジュール表を作ってあげる。子どもとシェアする。

 →丸つけ

 親がやってあげる。子どもがやったらすぐにその場で丸つけをする。後に回したりしない。

 見直し・間違い直しもその場で。

 疲れていて×が多い日も仏心は出さない。×は×。かわいそうじゃない。かわいそうなのは不合格。

 →やり直し

 問題を解いたときからやり直しまでがひとつの流れ。

 面倒がらずにその場で終わらせる。

 

テストは準備をして受けさせる

 100準備できないこともある。その時は60準備して、残り40が出たら仕方がないと割り切る。

 そのかわり60はきっちり仕上げて臨む。100をなんとなくではダメ。

 「100できなかった」よりも「60はやったからこれは点数取るぞ」という気持ちで送り出す。

 

返却されたテストの見直し

 すぐに見直す。が、点数取れてないということは苦手ということ。覚えようとしても難しい。

 優しい問題を穏やかに見直しをして次の宿題を優先する。

 子どもに惜しかった問題を4つくらい選ばせ、それだけ見直す。

 

プリント・ノートの整理

 親がやってあげる。保存するためでなく使うために工夫する。リングファイル。表紙なし。

 授業ノートは表紙を貼って1冊にまとめる。

 

テキストを使いやすくアレンジ

 間違った問題には付箋をする。

 子どもの手間を究極的に減らす。子どもは問題を解くのが仕事。それ以外は親がやる。

 

机の上の整理

 きれいに。

 

忘れ物をしないようにする

 とにかく忘れ物をしないように親が注意してあげる。その日のパフォーマンスが下がらないように

 筆記用具は学校用と塾用と家用を分けて使う。

 

(精神的)点数が良い時、悪い時

 点数が悪い時に子どもが「これを持って帰るのやだな…」と思わせない親であるべき。

 まずは一緒に笑ってあげる。それから一緒に見直す。良い時と悪い時の態度を変えない。

 点数が悪かったら「悪かったよー!」授業が分からなければ「分からないよー!」と言える家にする。

 次は頑張りたいなと思えるように雰囲気を作る。

 

(精神的)受験が近づいてくる6年生

 「あなたって○○ね」はNG。「あがりやすいのね」「早とちりしやすいのね」など言わない。

 点数が取れなかったのは実力の問題であり本人の特性の問題ではない。

 特性は治らないので、実力をつけることに専念するように応援する。

 

(体調)寝る時間の確保

 18時以降はカフェインを摂らない。熟睡をする。

 

(体調)お風呂

 良く寝るためにも湯船に浸かる。

 

学校でのマネージメント

 学校生活をおろそかにしない。

 

学校の教科書・ノートの管理

 教科書やノートも見せてもらう。怒らない。

 学校のテストの準備

 教科書準拠のドリルをやる。5,6年生になったら塾優先。

 提出物や宿題は必ず〆切を守る。

 

登下校

 送り迎えできればした方が良い。危ない目に遭わないように。

 

行事

 あまり休まず参加する。友人との思い出は大事。学校生活を楽しめるように。

 塾の宿題を早めに終わらせておく。

 

校内での出来事を把握

 ほかの保護者との簡単な会話。全然知らないということにはならないように。

 友達がいなくてもOK。本人が辛くないように。夕食時などに聞き出す。

 

 家庭でのマネージメント

勉強をやりやすい環境づくり

 生活音はOK。ゲーム、テレビはNG。程よくやるのは無理。テレビとゲームなしが楽。

 問題は起こる前に排除する。マンガやゲームは怒ることになるくらいなら与えないのがベスト。

 

習慣作り

 決まった時間に声をかける。親も甘えない。家事をしていても面倒がらず声をかける。

 

家族との関係

食事

 出来合いでもよい。美味しいものを一緒に食べる楽しい時間になるように。

 

起きる・寝る

 8時間は寝るようにする。日曜は1時間余計に寝かす。

 

 

 毎日の生活を子どもと一緒に楽しむことが大切。

 親も大変だけど、一番大変なのは子ども本人。本当にやるべきことをできるだけ楽にできるように。

 24時間の積み重ね。回りだすと成績も上がる。