中学受験オンラインセミナー受講メモ

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夏期講習は親の準備が8割 6月~7月に済ませておくべき10のタスクの受講メモ

 

夏期講習で成績を上げるには、事前準備が大事

毎年夏に成績を上げる家庭に共通しているタスク

夏期講習までに済ませておく10のタスク

8割の人が誤解している夏期講習の役割=復習

塾カリキュラムの仕組みに合わせた正しい戦略設計

 

事前準備1

月例テストの振り返りを行い△レベルの復習まで済ませる

・正答率50%以上なのに間違えた問題(あるいは、正答率100-目標校の偏差値%以上の間違えた問題)を振り返る。

・返却されたテストの問題にはそれぞれ必ず「〇×△」をつけておく。

▷同じ問題が出たら正解できるか子どもに聞いた時、絶対大丈夫なら「〇」少し心配「△」

▷全然分からない「×」とつける。

・「△」だけを復習する。

・「×」は3,4年生は無視する。「△」が分かるようになれば、次回「×」と同様の問題が出てきたときには解けるかもしれない。

・間違えた問題は解説を見たあと、自分の言葉でもう一度書き直す・解き直す。

・解説を見ても分からない場合は「△」ではなく「×」。

 

事前準備2

現状の1週間のスケジュールを見直す

・数か月前に立てた予定が後ろにずれ込む時期。内容が難しくなってくるため。

・とりあえずやり切る、とりあえず間に合わせる…「とりあえず」はNG。

・4年生は塾の宿題を全てこなす。5年生は宿題の取捨選択が必要になる場合もある。

・勉強時間を増やすことも検討する。

 

事前準備3

翌日の予定を就寝前に話し合う習慣をつくる

・予定を作っただけでは守られない。

・その日頑張ったことを承認してとにかく何かほめる。→明日は何しようか、と話す。

・毎日軌道修正をしながら翌日の予定を立てる。

・絶対に押し付けない。「ちょっと頑張ればできるな」と子どもが思える内容がベスト。

 苦しいな、大変だな、と思うとやる気が失せてしまう。自己裁量権があることが大切。

・「明日はコレをやるか、やらないか」ではなく「明日はコレをやるか、アレをやるか」という選択肢を与える。

 

事前準備4

スケジュールを立てる

・塾がある期間、塾がない期間、休みの日の3つ1日のスケジュールを作る。

・夏は塾の授業が3~4倍のスピードで進む。

・学校の宿題もないがしろにしない。

・復習は最初に「授業内容を会話で振り返る」ことを15分行う。効率が上がる。

・6年生1学期まではインプット。夏からはアウトプットに注力。

・4年生、5年生、講習合間の休みの日、半日は遊ぶ。リフレッシュは大事。6年生もリフレッシュタイムを死守する。

 

事前準備5

約数、公倍数、割合を再度やり直しておく

・4年生は約数、公倍数を重点的に、5年生はこれに加えて割合もやり直す。

・整数の割り算2桁以上も練習する。

・計算練習の特訓を強化。

 

事前準備6

夏休みまでに一通り復習しておく

・4年生、5年生、6年生一学期は基礎知識の完成、6年夏は演習、6年10月以降は得点力強化。

・夏休みは復習を行う時間がない。

・6年生10月以降は塾の月例テストではなく、志望校の過去問演習得点を重視する。

 

事前準備7

4年生、5年生は地理の重要項目を復習しておく

・5年生後半半年は日本史を学ぶ。共通テストと差のないレベルの内容。

・マンガ日本の歴史を子どもだけでなく大人も読んでおく。

・5年夏が地理学習最後のチャンス。5年1月になって後悔しないように。

・4年生は白地図への書き込みを、5年生は「産業」についての復習を。

・理科は単元ごとに内容がばらばらで連続性がないので事前準備の優先度は低い。

・「天体の動き」「電流」が苦手になりやすいので注意。

 

事前準備8

基礎トレーニングの見直し

・計算・漢字の基礎トレーニング毎朝30分死守。4年生から6年生まで。

・終わらせることを目的として、殴り書きになっていたり、メモ書きになっていたりしないか。

・「全問正解してみせるぞ」と子どもが思えるように。時間をはからずに1度で満点を目指してみる。

・1行問題を最後まできちんと読めるか確認する。

・書いて解いてるか。暗算で適当に終わらせていないか。たまに見てあげる。

・漢字の覚え方は子どもそれぞれ。

・意味を意識する。同音異義語、同訓異字語を学ぶようにする。

 

事前準備9

夏をきっかけにペースが乱れるのではない

・夏休みも今の学習の延長線上にある。

・現状、読み方・書き方が雑、式や図を書かない。→夏をきっかけにペースが崩れがち。

・あたふた学習を丁寧な学習に戻しておく必要がある。夏は忙しくなるので、一層あたふた学習になる。

・塾は、どれだけ早く書くか、早く解くかが求められる。子どもの身体性が崩れやすい。

・省略できるものも、ちゃんと書く練習をしているのだと思って省略しない。その後省略すると解けない問題でくじけないように。

・問題を最後まで読み切れるように練習する。何が分かって、何が聞かれているのか。

・図は大きめに。定規は使わずフリーハンド。

・その字で採点してもらえるかも気にする。自分で読み間違えをしないように。

・字は子どもの気持ちを表す。「きれい」ではなく「よみやすい」字。

・答案は読む相手がいることを意識する。

 

事前準備10

体調管理!集中力はすぐ下がる。

・涼しい時間に勉強する。朝学習の充実。

・夜更かしをしない。

・水分補給や熱中症対策をする。

 

夏期講習で効果を上げるには・・・

7月までの基礎知識が大切。積み残しをそのままで夏を迎えないように。

夏復習すればいいやというのは甘い。

積み残しがあれば取捨選択して少しでも見返しを終わらせておく。

親の知識は重要。