中学受験オンラインセミナー受講メモ

暇なのでたくさんのセミナーを視聴しています

入試で出題された注目の作品(2023年度版)

『夏の体温』瀬尾まいこ

・退屈な入院生活が一変。長期入院中の瑛介が出会ったのは、遊びの天才・壮太。2人は夢中になって遊ぶが、一緒にいられるのは3日間だけ…。小学生男子の瑞々しい友情を描いた物語。

・出題校:暁星、鷗友学園女子、専修大学松戸

 

『金の角を持つ子どもたち』藤岡陽子

・幼いころから打ち込んできたサッカーをやめて、日本最難関と言われる中学を受験すると決心した少年と、少年を支える大人たちの物語。はたして結果はいかに。

・出題校:日本大学藤沢、法政大学第二、美濃加茂

 

 

『シャンシャン、夏だより』浅野竜

・6年生の「ぼく」とちょっと気になる転校生の川村ちとせ、中学受験組のカモッチが織りなすひと夏の思い出。「シャンシャン」はこの物語に出てくるあの虫の鳴き声。

・出題校:高輪、桐朋日本大学第二

 

 

『タイムマシンに乗れないぼくたち』寺地はるな

・両親の離婚、転校…。どこにも自分の居場所がなく一人で博物館に通う12歳の草児。日常の中で生きづらさを感じる人々を描いた、表題作を含む7作品からなる短編集。

・出題校:麻布、浦和暁の星女子

 

 

『晩夏―少年短篇集』井上靖

・避暑のために村へやってきた美しい少女への憧れ、少女と親しくしている少年への嫉妬など、主人公のさまざまな心情が細やかに描かれた短編小説。

・出題校:フェリス女学院

 

 

『2050年の地球を予測する―科学でわかる環境の未来』伊勢武史

・環境科学の専門家である49歳の筆者が、遠い未来ではなく、自分がギリギリいきているであろう2050年の未来を予測した、中高生(30年後の大人)必読の書。

・出題校:浦和暁の星女子、大妻、品川女子学院、青山学院横浜英和、海陽、大成

 

 

『いつもの言葉を哲学する』古田徹也

・「ガチャ」「まん延」「私の不徳の致すところで…」など、わたしたちの生活の中に息づくさまざまな言葉を題材に、言葉の面白さ、危うさを多角的に探究している。

・出題校:サレジオ学院、芝、聖光学院渋谷教育学園渋谷桐光学園

 

『「人それぞれ」がさみしい―「やさしく・冷たい」人間関係を考える』石田光規

・「人それぞれ」という言葉には、複数の側面があるようだ。身のまわりの人間関係や、「人それぞれ」の社会に隠れた息苦しさを見直すきっかけを得られる一冊。

・出題校:鎌倉学園、富士見、芝工業大学柏、森村学園