『あめつちのうた』朝倉宏
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甲子園球場の整備を請け負う会社に入った雨宮大地。主人公がさまざまな失敗をしていく中で、甲子園の士の整備を通して成長していく物語。
・出題校:海城、山脇学園
『雲を紡ぐ』伊吹有喜
・家族がそれぞれの事情を抱え、崩壊しかかっている。「時を越える布」ホームスパン(イギリスの伝統織物)をめぐる、親子三代の家族の物語。
・出題校:本郷、鷗友学園女子、横浜雙葉、清風南海
『母さんは料理がへたすぎる』白石睦月
・高校一年生の山田
龍一朗は料理好き。会社勤めの母親と幼稚園児の三つ子の妹たちの面倒を見る毎日。青春と成長の物語。
・出題校:開智未来、成城学園、武庫川女子大学附属
『きみのまちに未来はあるか?-「根っこ」から地域をつくる』除本理史/佐無田光
・開発や観光地化ではない、その地域にもともとあるものを、住民自身が「根っこ」ととらえ、地域づくりをすることを提案する。
・出題校:三輪田学園、横浜共立学園、浦和実業学園
『知の体力』永田和宏
・「答えは必ずある」という呪縛から解き放たれ、「質問からすべては始まる」「孤独になる時間を持て」など「知」の鍛錬術を身につけるための書。
・出題校:光塩女子学院、青山学院、東京都市大学等々力、森村学園
『若い読者に贈る美しい生物学講義―感動する生命のはなし』更科功
・どんなものにも「美しさ」はある。それは生物学も同じ。生物学の最新の知見を、丁寧にユーモアを交えて語る。
・出題校:東京都市大学付属、洗足学園、日本大学藤沢